蓑虫や存在軽く何を待つ
演歌かな小節蓑虫揺れてをり
<蓑虫(みのむし)三秋>
【子季語】鬼の子、鬼の捨子、父乞虫、みなし子、親無子、蓑虫鳴く、木樵虫
<蓑虫(みのむし):例句>
蓑虫の出来そこなひの蓑なりけり 安住 敦
蓑虫や天よりくだる感嘆符! 小沢信男
蓑虫の寝ねし重りに糸ゆれず 能村登四郎
蓑虫の蓑は文殻もてつづれ 山口青邨
蓑虫や滅びのひかり草に木に 西島麦南
蓑虫を無職と思う黙礼す 金原まさ子
<【栃木県 2023年版】秋の絶景・風物詩10選・温泉郷を彩る幻想的なライトアップ>
https://crea.bunshun.jp/articles/-/44203