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徒然俳句:紫苑・シオン

今昔の兄弟しのび紫苑かな
どこまでも突き抜けて咲く紫苑かな

 
<紫苑(しおん/しをん) 仲秋>
【子季語】しおに/鬼の醜草
キク科の多年草。アジア北東部や西日本に広く分布。茎はまっすぐで、人の背丈ほどになる。秋に菊のような淡い紫色の花を多くつける。(「きごさい歳時記」)

<紫苑・シオン:例句>
みながまづ紫苑の丈を思ひけり   後藤比奈夫
紫苑かくこぼるるからよ秋を病む  三橋鷹女
紫苑咲き紫苑の空となりゐたり   細見綾子
野分して紫苑の蝶々けふはゐず   星野立子
露の戸に紫苑鋭く伸び揃ふ     松本たかし

* 八月(黒田 杏子 (著))
日本を代表する俳人、黒田杏子の最終句集
 
<日本新の579キロ 千葉・鴨川のジャンボかぼちゃ大会>・2023/9/11
https://www.sankei.com/article/20230911-T5A2VUFNVNIVXKDICZE3VJ4RKQ/

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