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徒然俳句:糸瓜・へちま

いとうりは風に任せて健やかに
 
<糸瓜(へちま)三秋>
【子季語】布瓜、蛮瓜、いとうり、長瓜
インド原産のウリ科の一年草。江戸時代に渡来したと言われ、蔓性で巻ひげで他に絡みつきながら生長する。果液は化粧水として用いられ、繊維質が発達した果実は束子となる。(「きごさい歳時記」)

<糸瓜:例句>
魔がさして糸瓜となりぬどうもどうも 正木ゆう子
片隅に糸瓜咲かせし消防署   波田美智子
六尺に横たふてみる糸瓜棚   林裕子
夕風に糸瓜踊つてをりにけり  稲畑廣太郎
地に届く糸瓜に育ち来りけり  稲畑汀子

<【島根 日本の原風景を旅する】・出雲と玉造、2つの湯宿で〈聖地巡泊〉を楽しむ>
https://crea.bunshun.jp/articles/-/43288

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