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徒然俳句:夏至

夏至の夜老いてみる夢恐き夢
 
七十二候
第二十八候(初候)乃東枯(なつかれくさかれる)6/21〜6/26
第二十九候(次候)菖蒲華(あやめはなさく)6/27〜7/1
第三十候(末候)半夏生(はんげしょうず)7/2〜7/6

<夏至(げし)【夏―時候―仲夏】・例句>
悪意なき夏至の夕餉の腹の虫     松本高兒
ていねいに音符を拾う夏至の空 わたなべじゅんこ
けふ夏至の秤かすかな狂ひあり  林昭太郎
犬待たせ一枚羽織る夏至の夜     大柳篤子
夏至の日の過ぎて時計の狂ひ出す  青砥真貴子
地下鉄にかすかな峠ありて夏至    正木ゆう子

<夏至の歳時記・二十四節気・夏至>
気配:半夏雨 虹 花:菖蒲(あやめ) 花菖蒲(はなしょうぶ)
茶花:百合 夏椿 色:水色 藍色
襲(かさね)の色目:菖蒲(表-青 裏-濃紅梅)菖蒲重(表-菜種 裏-萌黄)
行事:夏越しの祓 祇園祭(京都)海開き 山開き
鳥:ほととぎす 虫:あげはちょう 装い:麻 生紬 木綿 絽
料理:牡丹鱧 菓子:夏衣 玉清水 魚貝:鱧 蛸
野菜:みょうが おくら 果物:さくらんぼ
星座:うしかい座 季語:青簾(あおすだれ)夏至 夏越 山開き
俳句:むらさきのさきまで濃からず花菖蒲(久保田万太郎)

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