鬼百合やわれを偽るモーロクし
モーロクし真昼の睡魔ゆりの花
モーロクし心繕い百合の花
<百合の花(ゆりのはな) 仲夏>
【子季語】鬼百合、鉄砲百合、笹百合、姫百合、車百合、山百合、鹿の子百合、透百合、白百合
<百合の花:例句>
鬼百合を一輪咲かす五欲かな 天野きく江
風ふふむ鬼百合蘂のよく育ち 久保田嘉郎
鬼百合が楽師ゴーシュであったとは 坪内稔典
術もなく百合の匂ひに塗れたる 坪井洋子
生けし百合一夜で開く目覚かな 瀬沼利雄
<芭蕉の道/50 隅田川再び 堤防から屋形船を望む>・2023/5/28
https://mainichi.jp/graphs/20230526/mpj/00m/040/120000f/20230526mpj00m040104000p
<古典俳諧への招待 : 今週の一句・ほととぎす啼(なく)や五尺の菖草(あやめぐさ) ― 芭蕉>・2023.05.28・深沢 眞二・https://www.nippon.com/ja/japan-topics/b09622/