かぎろひて崩れさりしかモーロクす
かげろふや義歯もかげろいモーロクす
モーロクし陽炎にさへつまづいて
<陽炎(かげろう、かげろふ)三春>
【子季語】野馬、糸遊、遊糸、陽炎燃ゆ、陽焔、かげろひ、かぎろひ
地面から立ちのぼる蒸気で空気が乱れ、風景やものが揺らめいて見えること。光の屈折率の変化によって起こる現象で春に限ったものではないが、のどかな感じがするので春の季語としている。(「きごさい歳時記」)
<かげろふ:例句>
枕頭に陽炎せまる黒田武士 高山れおな
陽炎へばわれに未来のあるごとし 安土多架志
陽炎へわたしの首を遊ばせる 小枝恵美子
あはれ頭に野はかぎろへり皿洗ふ 三橋鷹女
うとましき人離るればかげろへり 橋本多佳子
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