MENU

徒然俳句:雪柳

雪柳泥鰌も鯉もまだ眠る
 
<雪柳(ゆきやなぎ)仲春>
【子季語】小米花、小米桜、こめやなぎ、えくぼ花、噴雪花
バラ科の落葉低木。柳のようにしなう枝に、真白い小さな花が群がって咲く。葉に先立って花をつけるため、満開の様子はひとかたまりの雪のよう。春風に散る細かい花びらは、風花のようである。(「きごさい歳時記」)

<雪柳:例句>
鉄橋のとどろきてやむ雪柳  山口誓子
雪柳ふぶくごとくに今や咲く 石田波郷
雪柳花みちて影やはらかき  沢木欣一
朝よりも夕が白し雪柳    五十嵐播水
野良猫の揺らして通る雪柳  脇本幸代
雪柳ざかりや鯉は泥を着て  遠山陽子

<赤ちゃん羊が誕生ラッシュ 奈良・山添村「めえめえ牧場」>・2023/3/9
https://mainichi.jp/graphs/20230309/mpj/00m/040/052000f/20230309mpj00m040049000p

  • URLをコピーしました!
目次