木の芽雨きのうの続きモーロクし
木々芽吹く吾はモーロク進みたる
庭木みな芽吹いて吾はモーロクす
モーロクし聞けど聞こえず木の芽風
<木の芽(このめ)三春>
【子季語】木の芽時、木の芽雨、木の芽風、きのめ、雑木の芽、名の木の芽
<木の芽:例句>
なほざりにして芽吹くものたくましく 稲畑汀子
へそ曲り柿の古木も芽吹かんと 高澤良一
もしかして芽吹くか箸も端々も 中尾寿美子
ものの芽に触れをり指も芽吹かむと 林翔
木々芽吹き地震を呼びたる朝のこと 高木晴子
<レトロの美・旧唐津銀行本店 佐賀県唐津市 隆盛しのばす柔らかな光>・2023/3/5
https://mainichi.jp/graphs/20230228/mpj/00m/040/043000f/20230228mpj00m040025000p