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モーロク俳句:啓蟄

啓蟄やモーロクすれど前を向き
啓蟄やモーロクすれどまだにんげん

 
<二十四節気 / 啓蟄>
七十二候 /
第七候(初候)蟄虫啓戸 (すごもりのむしとをひらく)3/6〜3/10
第八候(次候)桃始笑(ももはじめてさく)3/11〜3/15
第九候(末候)菜虫化蝶(なむしちょうとかす)3/16〜3/20

<啓蟄:例句>
啓蟄の人に四角な地下出口    辻田克巳
啓蟄の土かき消して雨となる   波多野爽波
啓蟄の土の汚れやすきを掃く   橋本多佳子
啓蟄の朱肉ゆるびてゐたりけり  柿本多映
啓蟄や砂糖醤油が焦げたがる 池田澄子
 
<啓蟄の歳時記> 
気配:初雷  花:沈丁花 ヒヤシンス 茶花:桃の花 ミツマタ
襲(かさね)の色目:柳(表-白 裏-淡青)
行事:彼岸 東大寺二月堂お水取り(奈良) 装い:袷
料理:たらの芽の天ぷら あさりの酒蒸し 菓子:ぼた餅
魚貝:さわら にしん 野菜:たらの芽 ぜんまい 果物:伊予柑
星座:ふたご座 こいぬ座 季語:啓蟄 春雷 春の雲
俳句:虫出しの雷と聞きたる水辺かな(日原 傳)

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