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モーロク俳句:下萌え

下萌ぬモーロク吾をいかにせん
 
<下萌(したもえ) 初春>
【子季語】萌、草萌
早春、去年の枯草に隠れるように草の芽が生え出ること。下萌の「下」は「枯草の下」の意。下萌には、確かな春の訪れと厳しい冬を耐えた生命力が感じられる。(「きごさい歳時記」)

<下萌え:例句>
下萌えもいまだ那須野の寒さかな  広瀬惟然
わが性を愛すほかなし下萌ゆる 林翔
下萌えてよりの日々日々に 高野素十
下萌えて土中に楽のおこりたる 星野立子
下萌えをとどむるすべもなきけはひ 鷹羽狩行

<街角に春の雰囲気 新町ひなまつり(群馬・高崎市)>・2月25日
https://kitakan-navi.jp/archives/169281

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