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モーロク俳句:片栗の花(かたくりのはな)

片栗の花震へ合ひモーロクす
 
<片栗の花(かたくりのはな) 初春>
【子季語】:かたかごの花、ぶんだいゆり、かたばなうばゆり、かたばな、はつゆり
ゆり科の多年草で山地の樹陰などに多く自生する。早春地上に二葉を出してその間から長い花茎をのばし姫百合に似た鐘形で紅紫色の六弁花を一個下垂する。かたかごの花、うばゆりなどとも呼ばれ可憐な花である。(「きごさい歳時記」)

<片栗の花(かたくりのはな)【春―植物―初春】・例句>
かたくりは耳のうしろを見せる花  川崎展宏
かたくりや昔をとめは俯向きし   林翔
片栗の花の群落一花より       稲畑汀子
かたかごの花話すごと聞くがごと  池田加代子
かたかごの花のうなじを打ちて雨  高垣和恵
万葉の風に堅香子目覚めけり    西村操

<【本をめぐる旅】温泉と約1万冊の蔵書にひたる>・2023/02/09
https://www.yomiuri.co.jp/hobby/travel/ryokou-select/20230206-OYT8T50014/

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