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モーロク俳句:焼野原・末黒野

モーロクし心臓怪しく焼野原
モーロクし淋しうなりし末黒野

 
<焼野(やけの) 初春>
【子季語】焼原/焼野原/末黒野/末黒
芽吹きを促すため野焼きをして黒々と焦げた野原。いま炎の上が っている野原も指す。(「きごさい歳時記」)

<焼野・焼野原・例句>
だしぬけに日のさしてきし焼野かな  成瀬桜桃子
あたらしき末黒野の息しづかなる   上野さち子
のど渇く子と末黒野をよぎりたる   細見綾子
ひとのため末黒野を行き落膽す    藤田湘子
ほのぬくみある末黒野を歩きけり   高橋淡路女
まぎれたる雨後の末黒の芒かな    稲畑汀子

<ふるさと富士・「軍港・舞鶴」面影残す丹後富士 建部山>・2023/2/5
https://www.sankei.com/article/20230205-ZHROYPXPOVNZVOB7GXN6TJG3CI/

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