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徒然俳句:丹頂

丹頂の群がる原野あの世かな
丹頂は恋のステップ競いけり

<鶴(つる)三冬>
【子季語】丹頂、鍋鶴、真鶴、袖黒鶴、姉羽鶴、黒鶴
ツル科の鳥の総称。秋にシベリア方面から渡来し沼や田圃で越冬、 春には再び去る。鹿児島県出水市や山口県周南市が飛来地として 有名。姿の優美さもあって、古来よりめでたい鳥として尊ばれて きた。北海道の丹頂鶴は渡り鳥ではない。 (「きごさい歳時記」)

<丹頂:例句>
丹頂と二人芝居となりゐたり   岡井省二
丹頂のくれなゐ黒き寒さかな   飯島晴子
丹頂の相寄らずして凍てにけり  阿波野青畝
丹頂の里を空より下りて訪ふ   鷹羽狩行
丹頂を先立て天の鶴となる    豊田都峰

<【京都府 2022年版】・冬の絶景・風物詩6選・名橋から望む、白銀に輝く嵯峨嵐山>
https://crea.bunshun.jp/articles/-/39618

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