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徒然俳句:夜寒(よさむ)

キーボードカチカチ音の夜寒かな
夜寒かなパソコン画面くもりけり

 
<夜寒(よさむ) 晩秋>
【子季語】宵寒、夜寒さ、夜を寒み
夜更けになると感じられる寒さ。日中感じられない寒さも、夜になると冷えて寒さが際立つ。「朝寒」とは異なり、古くから詩歌に詠まれてきた。「寒き夜」、「夜寒き」は冬である。(「きごさい歳時記」)

<夜寒(よさむ)【秋―時候―晩秋】・例句>
管弦の果てし夜寒を戻るなりり   水原春郎
辞書の字の小さすぎたる夜寒かな  須藤常央
地震あとの鰥鰥とせる夜寒かな   浜明史
静けさの音の一つも夜寒かな    福井鳳水
錠剤をぽとりと落す夜寒かな    浅井千鶴子

<【2022年版】・いつか行きたい! 日本の秋の絶景~関東篇~>
https://crea.bunshun.jp/articles/-/38677

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