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たべもの俳句:新そば

石臼のまわるそば屋の新そばを
のぼり旗そば屋の誘惑走り蕎麦
割り箸や過去や未来や新蕎麦や
年金生活贅沢なれど新蕎麦を

 
<新蕎麦(しんそば) 晩秋>
【子季語】 走り蕎麦、秋蕎麦、初蕎麦
蕎麦の実が熟すより一か月ほど早く刈り取った蕎麦粉。熟す前の蕎麦ゆえに青みがありその風味を賞する。一日も早く初物を味わうことにこだわった江戸っ子に好まれた。最近では、今年取れた蕎麦という意味でも使われる。「蕎麦刈」は冬の季語。(「きごさい歳時記」)

<新蕎麦(しんそば)【秋―生活―晩秋】・例句>
新蕎麦や着馴れしものをひとつ着て 石川桂郎
新蕎麦の幟目につく深大寺      斉藤やす子
新蕎麦や川音のある奥座敷      畠田律子
新蕎麦の湯気ふり被る招き猫    岸洋子
水音の止まぬ戸隠走り蕎麦      有賀昌子
石臼を零れみどりの新蕎麦粉    太田チヱ子

<八ケ岳のそばと温泉を楽しんで!! 地元の27施設巡るスタンプラリー 15日から>・10月14日・https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000031945

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