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徒然俳句:沈丁花

沈丁花無駄とわかりて匂いけり
沈丁花沈思黙考雨に濡れ
沈丁花脳味噌深くその香り

 
<松任谷由美さんの名曲「春よ、来い」>
淡き光立つ 俄雨
いとし面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつ ひとつ香り始める

<沈丁花(じんちょうげ)【春―植物―初春】・例句>
ばさばさと沈丁の香を乱しつつ   山口青邨
沈丁の香や一邸のものならず    山口誓子
丁字の香おひかけてくる廻縁    阿波野青畝
沈丁の葉ごもる花も濡れし雨    水原秋櫻子
鎌倉の月まん丸し沈丁花      高野素十

<天神様のクローン飛梅開花>・2022/3/4
https://mainichi.jp/graphs/20220304/hpj/00m/040/001000g/1

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