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徒然俳句:冬あれこれ

冬の灯を消して記憶もまた消して
難民多し地球は冬旱

<多くの人が陥る「俳句は感動を詠まねば」の勘違い・「感動至上主義」よりもっと大事なこと>岸本 尚毅 夏井いつき : 俳人 2021/06/10
https://toyokeizai.net/articles/-/432852

<雪化粧の立山連峰、澄み切った青空にそびえ立つ>・2021/12/15
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211214-OYT1T50216/
 
<幸福トラえる置物ずらり 来年のえと「寅」の信楽焼 滋賀>・2021/12/14
https://mainichi.jp/graphs/20211214/hpj/00m/040/001000g/1

* 滝がしら (山田天 (著))
◆自選十句
寒の水掬びて熱きたなごころ
薄氷に攻撃的な俺がゐる
雁風呂や波音高く聞こゆる夜
初宮の児に燦々と春日差す
でで虫を雨の葉裏へ帰しやる
滝がしら水に逡巡なかりけり
鉦叩鳴いてこの先行き止まり
露の世を虚子の膝下にゐる安堵
御堂筋真つすぐといふ寒さあり
東塔の黒き影より雪ぼたる

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