2021年– date –
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徒然俳句:十二月
ベートーベン十二月には来日し運命のフォルティシモや十二月とげぬきの地蔵青空十二月ニュータウン青空がよし十二月極月の財布あふれる小銭かな<霜月(しもつき)仲冬>【子季語】 霜降月、神楽月、雪見月、雪待月、神帰月、露こもり月、子の月陰暦十一月... -
たべもの俳句:十二月
おでん酒何はともあれ十二月高野豆腐静かに煮付け十二月十二月赤いキツネの独り者 <鎌倉いとこ ~鎌倉風味の和菓子 かぼちゃきんつば~>https://www.kamakura-itoko.com/ <高額おせち商戦が過熱! ブルガリ40万円、懐石小室30万円…「超高級おせち」の... -
モーロク俳句:十二月
モーロクし鬼のカクラン十二月モーロクし寂しさあとひく十二月モーロクし口数少し十二月極月にたましひ捨ててモーロクすモーロクしモーロクの夢十二月モーロクし赤羽で飲む十二月モーロクしこんがらがって十二月 <亀屋光洋(かめやこうよう)【山茶花(さ... -
徒然俳句:初氷
うっすらと何を閉じ込め初氷初氷何を伝える吾が脳に <祈り色づく 大阪・高槻市の神峯山寺で紅葉見ごろ>・11月24日https://www.asahi.com/articles/ASPCR740XPCQPTIL032.html <全国の「鬼滅」聖地>・2021/11/23https://mainichi.jp/graphs/20211123/h... -
徒然俳句:十一月の冬
冬の朝バス遅れずに生真面目に <渡り鳥マナヅル2羽、羽広げ優雅な姿 福井県に飛来、レッドリスト指定「静かに見守って」>・2021年11月23日・https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1441886 <京都の紅葉、寺社などで見頃 「心洗われた」>・11... -
徒然俳句:八つ手
魂を入れ替えろと八つ手咲く庭隅に堂々鎮座花八ツ手情報があふれて迷う花八つ手 <黄金色のイチョウ並木 東京・丸の内>・2021/11/23https://mainichi.jp/graphs/20211123/mpj/00m/040/026000f/1 <青く輝く小樽運河、1万個のLEDで彩る 来年1月末まで>... -
徒然俳句:蟷螂枯る
吾も枯る蟷螂枯れて行く夜やわれもまたいずれいよいよ枯蟷螂闘志などとっくに捨てて枯蟷螂 <蟷螂枯る(とうろうかる、たうらうかる)初冬>【子季語】 枯蟷螂蟷螂は、あたりが枯れゆくに従って保護色の枯葉色に変わってゆく。しだいに生気もなくなりやが... -
徒然俳句:酉の市
酉の市三度も通いただ眺め <「こんな時こそ神頼み」商売繁盛祈る酉の市>・2021/11/22https://www.yomiuri.co.jp/national/20211121-OYT1T50134/<エゾオコジョ、真っ白な冬毛に衣替え>・2021/11/21https://mainichi.jp/graphs/20211121/mpj/00m/040/03... -
徒然俳句:枯草・草枯る
草枯れる会話は大事人ならば枯野なりスマホ圏外風の音年老いて無味乾燥の枯野かな <枯草(かれくさ)三冬>【子季語】 草枯る、草枯冬になって枯れた草のこと。枯草に覆われた野原をわたる風には、蕭条としたものがある。(「きごさい歳時記」) <冬の... -
徒然俳句:枯蓮
星々を細かく砕き蓮枯れる <枯蓮(かれはす)三冬>【子季語】 枯はちす、蓮枯る、蓮の骨寒い風が吹く頃の蓮である。葉や実が朽ちて無残な状態になる。この頃蓮根掘りが始まる。(「きごさい歳時記」) <天橋立にも「ほぼ皆既月食」、夕闇照らす幽玄の...