2025年3月18日– date –
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徒然俳句:雪柳(ゆきやなぎ)
子だくさん白き五弁花ゆきやなぎ <精霊の日しょうりょうのひ(03.18)>精霊とは、死者の霊魂を意味する仏教用語です。なかでも3月18日は『万葉集』を代表する歌人・柿本人麻呂、和泉式部、小野小町の命日とされ、彼らを偲ぶ日として定められました。 <... -
たべもの俳句:メバルの煮付け
甘辛くメバルの煮付け落とし蓋 <目張(めばる) 三春>【子季語】・黒めばる/赤めばる/金めばる/とごつと/めばる <目張(めばる):例句>手びねりの皿や煮付の目張反り 木村仁美丸の内ビルのめばるの煮付かな 高尾豊子めばる煮てゐて晩節... -
モーロク俳句:囀(さえずり)
囀りやモーロクすれば妄想が囀りの中にモーロク生きるだけ <囀(さえずり)三春>【子季語】囀る、鳥囀る春、鳥たちは繁殖期を迎え、恋の歌をうたう。これが囀。鳥の鳴声は四季を通して聞くことができるが、季語としての「囀り」は春の求愛の鳴声のこと ...
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