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モーロク俳句:枯蓮

モーロクし戻り得ざりし枯蓮や
枯蓮のごとくモーロク日本かな
モーロクしすべて略して枯蓮や
モーロクし溺れ崩れる蓮の骨

 
<枯蓮(かれはす)三冬>
【子季語】枯はちす、蓮枯る、蓮の骨
寒い風が吹く頃の蓮である。葉や実が朽ちて無残な状態になる。この頃蓮根掘りが始まる。(「きごさい歳時記」)

<枯蓮:例句>
たつぷりと日を使ひては蓮枯るる   石田勝彦
つつ伏さぬ一茎もなし枯蓮      鈴木貞雄
ひとつ枯れかくて多くの蓮枯るる   秋元不死男
一徹の緑存しぬ枯蓮         行方克巳
少年の視界枯蓮あるばかり      仙田洋子

<溶岩の台地に海鳥の姿 西之島噴火から10年>・2023/11/16
https://mainichi.jp/graphs/20231113/mpj/00m/040/065000f/20231113mpj00m040055000p

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