MENU

徒然俳句:立冬

立冬や昔ヤンキー父母となり
立冬や団地に売り家幟立つ
パソコンも時にクラッシュ冬に入る
冬が来てライトアップの列島に

 
<立冬(りっとう)初冬>
【子季語】冬立つ、冬に入る、冬来る、今朝の冬

<立冬:例句>
立冬の女生きいき両手に荷      岡本 眸
凪ぎわたる地はうす眼して冬に入る  飯田蛇笏
立冬の病みて眩しきものばかり    荒谷利夫
立冬のクロワッサンとゆでたまご   星野麥丘人
立冬のきのこ会議の白熱す      中谷仁美
立冬のことに草木のかがやける   沢木欣一
冬と云ふ口笛を吹くやうにフユ 川崎展宏

<立冬の歳時記・二十四節気・立冬>
七十二候 /
第五十五候(初候)山茶始開(つばきひらきはじむ)11/8〜11/12
第五十六候(次候)地始凍(ちはじめてこおる)11/13〜11/17
第五十七候(末候)金盞香(きんせんこうばし)11/18〜11/21

気配:木枯らし 花:山茶花 茶花:白玉椿 曙
襲(かさね)の色目:枯色(表-淡香 裏-青) 枯野(表-黄 裏-淡青)
行事:七五三 亥の子 伏見稲荷大社火焚祭(京都) 出雲大社の神在祭(島根)
鳥:まひわ 装い:袷
料理:白菜鍋 春菊のおひたし  菓子:千歳飴 亥の子餅
魚貝:ひらめ 毛がに 野菜:白菜 春菊 山いも 小豆
星座:アンドロメダ座 季語:木枯 立冬

  • URLをコピーしました!
目次