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モーロク俳句:生身魂

モーロクしリハビリむなし生身魂
モーロクしされど物欲生身魂
モーロクしされどタンゴを生身魂
茄子焼いておのれモーロク生身魂
モーロクしされど健啖生身魂
モーロクしされどステーキ生身魂
手本なきモーロクすれど生身魂

 
<生身魂(いきみたま) 初秋>
お盆には、先祖の御霊を迎えるとともに、一家の長老を生きた御霊として祀る。今も蓮の葉にもち米飯を包み、刺し鯖を添えて贈ったり、物などを献じる。(「きごさい歳時記」)

<生身魂:例句>
生身魂七十と申し達者なり     正岡子規
耳しいとなられ佳き顔生身魂    鈴木寿美子
おいぼれにあらず吾こそ生御魂   草間時彦
ピタゴラスの定理すらすら生身魂  上原瑞子
今もまだ本気で叱る生身魂     池田綾子

* 極楽征夷大将軍(垣根 涼介 (著))
やる気なし。使命感なし。執着なし。なぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか?
動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。
足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし、幕府の粛清から足利家を守ろうとする。やがて後醍醐天皇から北条家討伐の勅命が下り、一族を挙げて反旗を翻した。
一方、足利家の重臣・高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然とする。後醍醐天皇には、武士に政権を委ねるつもりなどなかったのだ。怒り狂う直義と共に、尊氏を抜きにして新生幕府の樹立を画策し始める。
混迷する時代に、尊氏のような意志を欠いた人間が、何度も失脚の窮地に立たされながらも権力の頂点へと登り詰められたのはなぜか?
幕府の祖でありながら、謎に包まれた初代将軍・足利尊氏の秘密を解き明かす歴史群像劇。

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