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モーロク俳句:遅春

よく食べて食べてモーロク春遅遅と
春日遅遅モーロクすればせっかちに
梅咲くやモーロクすれば黄泉の道

 
<遅春 ちしゅん 初春>
春遅し/春遅遅/遅き春/おそ春
すでに暦の上では春になっているのに、冬のなごりで寒さが残り、春が、なかなかやって来ないこと。南北に長い日本では、春の訪れの遅速が大きく、住んでいる土地により春の感じ方に違いがある。(「きごさい歳時記」)

<遅春:例句>
春遅し山田につゞく萸ばやし    井原西鶴
春遅し泉の末の倒れ木も     石田波郷
ぞくぞくと竹がそびえて春遅し 鷲谷七菜子
わが快き日妻すぐれぬ日春遅々と  富安風生
春遅々と毛布の中の空気さへ 辻桃子

<沖縄の家の守り神「シーサー」:その正体や役割、歴史をひもとく>・2022.01.15
https://www.nippon.com/ja/guide-to-japan/gu900208/

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